缶バッチ製作について考える
「缶バッチ」について少し語りたいと思います。
あまり旬でない少しきな臭いイメージがあります。しかしながら、「缶バッチ」に対する思い出はどことなく強いです。
小学校の工作や家庭科の時間に作ったことがある人も多いのではないでしょうか。作った人なら分かると思いますが、缶バッチは、制作の難易度は高めです。
というよりデザイン性が問われるので、作る以前にどのようなデザインにするかということで先に悩んでしまいます。といってもやはり「缶バッチ」に変わりないので、作るだけでも十分にオリジナルの作品が出来上がります。作るという解釈をしていますが、厳密には「制作」や「製作」という機械的な解釈を含める方が正しいかもしれません。
熱を加えて缶を曲げるという作業が軸になったり、ということも考えられます。そのために布で作るティッシュケースなど、針で糸を通したり、または返し縫いをしたりという裁縫とは少し意味合いが違います。
達成感もやはり工作という面では、缶で作ったバッチの方がより高いのではないでしょうか。普段、なんとなくリュックに着けているバッチが缶でできているのか、プラスチックでできているのか気にすることは滅多にないと思いますが、もし気づいたら、そのユーモア性に浸ってみるのも一興ですね。
この缶バッチはいつ買ったのか、とか缶ジュースは最近飲んでいるかなど、ベンチに座って考えてみたりなんかもいいと思います。それから作ろう!発明しよう!と発想が広がるのだと、そういう感じがします。